7月27日、ビジネスセミナー、
今回は初めてのリアル会場とオンラインのハイブリッド開催でした。
私は、オンラインで参加させていただきました。
私は、もともと、古い建物は好きで、先生が活動されているからほり倶楽部には、以前から興味深々で、「惣・連・萌」は何度も訪れ、先生から再生過程などレクチャーも受けていました。
今回は、その後に続く再生プロジェクトの物件、多数の紹介があり、また、それぞれが個性的で全て訪れたくなりました。
複合施設、長屋、蔵、古民家、から再生。
用途を変えると建物は生き続ける。
眠っていた建物が息を吹き返し、庭、路地、広場に人が集まり、町ができる。
最近では、シェアオフィス、クラウドファンディングによる百番の再生など、
時代の流れにのった取り組みもされていて、現場にいると楽しいだろうなと、思いました。
ただ、運営方法の説明を聞いていると、楽しいばかりではないことが、伝わってきました。
先生は、設計だけでなく、管理、運営にも関われているので、資金集めや維持をしてゆく為のまわりからの理解を得る大変さも感じられました。
そこは、先生の再生への熱い想いで、乗り切って、今があるのだと思います。
古くなったら潰して建て替える。そんな考えの方々も多くいます。
でも、これからは、SDGs、町家再生が、日の目を見て、一つでも多くの古い建物が輝いて
後世に残ってくれることを、願います。
山中友美