4月度勉強会は「テーブルセッティングから始める ここちよい暮らし」という内容でした。

海外のテーブルセッティングというのは、日本の茶道に通じるものがあり、
いろいろなしきたりの中、自分らしさ、ゲストへの心配り、四季を表現していく奥深いものだと知りました。

しかし、海外でのテーブルセッティングは堅苦しい感じでは無く、
日常の食卓にもテーブルを飾るという事が普通に行われているそうです。

テーブルいっぱいにご馳走を並べる日本のおもてなしの習慣とは異なり、
食事の時間に彩りを添える事によって、思い出に残るワンシーンを作り出すという
ホスピタリティの心が流れているのだということも学びました。

ディスプレイ向けテーブルセッティングにおいては、
見栄え重視の為、高さのあるものをテーブル上に飾る事が多いですが、
実際には会話がしやすいように目の高さをさえぎるものは置かない、
フェイクのお花等は置かないなどの心配りが必要だということも教えていただきました。

マナーに関しては、英国式とフランス式のナイフとフォーク、グラスの並べ方の違いもご教授頂き、
また現在ブームのアフタヌーンティが、実はとてもフォーマルなお茶時であるということも知り、たいへん驚きました。

いろいろな知識をもったうえでテーブルセッティングを行うというのが、大切なことなのだと感じました。

勉強会に参加させて頂き、ありがとうございました。

私にとって リアルで行われる勉強会参加は初めてで、今までズームでしかお会いできなかった方々の生のお顔とお声が聞けて、とても嬉しかったです。


№385 足高恵実