今回はマナトレーディングとフジエテキスタイルという同じファブリックを扱いながらも全く違う個性を持つ2社を同時に見学させていただけるというICA関西初の合同勉強会でした。
マナトレーディングでは「人の美しい暮らしを創造する」という理念に基づいた世界各国から選ばれたカーテンやラグ、壁紙等を2025年トレンドキーワードのBrown、Deep Blue、Green、Luster、Small Geometric、Japanese、Stripe&Check、Botanical、に基づきスライドで詳しくご紹介して頂きました。
それぞれのキーワードの中で扱っておられるメーカーや国、特徴なども聞くことができ、その後で見本帳やサンプルで実物を手に触れる事ができ、とても勉強になりました。
世界各国のカーテンやラグの素材の中には日本のものにinspireされているものも割とある事も教えて頂き興味深かったです。
ショールームに展示されていた照明器具もとても素敵で空間を演出していました。


フジエテキスタイルでは、1885年創業、西陣織の織物製造業からの歴史ある会社でありながら、「モダン」「シンプル」をキーワードにすべての商品を自社でデザインから携わり開発されています。その中で様々なクリエイターとのコラボレーション商品等もご紹介して頂きました。
こちらもショールームで実物を手に取らせていただき、透け感や素材感等も感じることが出来ました。
カーテンだけでなくTEXTILE ART collectionのファブリックアートもとても素敵でした。
素材感とデザインだけでなく、高層マンション等に対応した防炎機能や、遮熱等機能性のある商品の展開も増えているとのことでした。


今回2社のショールームを巡らせていただき、それぞれの会社の世界観を体感させていただきました。これからのお客様へのご提案に活かしていきたいと思います。
No.406 野木 奈穂子