JR宝塚線 伊丹駅からまっすぐ15分ほど歩くと、大きな門からピンク色の可愛らしいハーフティンバースタイルの建て物が見えます。
東リ株式会社様伊丹工場は、緑と民家に囲まれたこの地で105年前に床材メーカーとして創業されたそうです。
今回は、長尺シート製造とタイルカーペットの染色工程を見学させていただきました。
フルオートメーションか思っていましたが、大きな機械で基材を溶かしたり何回も重ねたり、細かな温度設定や品質管理が幾つもの目視による工程を経ていることを知りました。
また、ピンクの外観が個性的なインテリア歴史館では、創業当時のサンプル帳や万博の施工事例写真を見せていただきました。
昔の広告物でありながらも古さを感じないデザインの展示に一同、目が釘付けでした。
現在はトータルインテリアメーカーとして耐久性とデザイン性を両立させる東リ株式会社様の商品たち。
プロフェッショナルならではのものづくりの技術とこだわりの歩みを案内していただき
創業100年を超える老舗の技術を肌で感じる貴重な機会となりました。
このような機会を設けてくださった企画委員の皆様にも感謝いたします。
ありがとうございました。
田中カオル